当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
銀色のネックレスや指輪に「K10WG」と刻印があって、これはいくらになるのか気になっていませんか。シルバーみたいな色なので、「金として売れるのかな」と迷う方も多いですよね。
結論から言うと、K10WGは10金です。色は白っぽくても金が41.6%入っていて、買取価格はイエローの10金と同じく、金の重さで決まります。
この記事では、K10WGの買取価格の出し方と、ロジウムめっきやプラチナ・シルバーとの違いを紹介します。
母からもらった銀色のネックレスに「K10WG」って書いてありました。シルバーだと思ってたんですけど、これって金なんですか?
金ですよ。WGはホワイトゴールドの略で、10金に白っぽい金属を混ぜて銀色にしたものなんです。値段も、金の重さで出せますよ。
K10WGの買取価格はいくら?金の重さで決まります
K10WGは、金が1000分の416以上入った10金です。色がホワイトでも、買取価格は「その日の10金の1g単価×重さ」で決まるのが基本です。色によって10金としての単価が分かれる、という公式の記載は見当たりません。
田中貴金属が2026年10月20日17時に公表した金の店頭買取価格は、22,773円/g(税込)でした。これは純金の地金の価格で、10金の買取価格そのものではありません。
これに10金の金の割合0.416をかけると、金の量だけで見た目安は1gあたり約9,474円です。記事執筆日時点の参考値として、重さ別に並べてみますね。
| 重さ(例えば) | K10WGの金の量だけの目安 |
|---|---|
| 1g | 9,474円 |
| 2g | 18,947円 |
| 3g | 28,421円 |
| 5g | 47,368円 |
| 10g | 94,736円 |
この金額で売れるという意味ではありません。店の単価は、基準にする価格や手数料の扱いによって、これより低いことも高いこともあります。
色で単価が変わらない理由
造幣局は「金の品位(純度)が同じであれば、ホワイトゴールドもピンクゴールドも同じホールマーク表示となります。」と説明しています。K10WGもK10YGも、金の割合は同じ416なんです。
田中貴金属のRE:TANAKAの価格表も、K10の欄が1つあるだけで、WG・PG・YGの別の欄はありません。品位で単価が決まる表になっています。
おたからやの公式FAQにも、K10の色味について「色味そのものが直接の評価を決めるわけではありません。」という答えがありました。
10金全体の値段の目安は、10金の買取価格はいくら?でも重さ別に紹介しています。
9金のホワイトゴールド(K9WG)の場合
K9WGは、金が1000分の375以上入った9金のホワイトゴールドです。考え方はK10WGと同じで、9金の1g単価に重さをかけて目安を出します。
同じ田中貴金属の2026年10月20日17時公表の価格で計算すると、9金の金の量だけの目安は1gあたり約8,540円でした。例えば3gなら25,620円です。
おたからやは9金ページの公式FAQで、「9K」「375」「K9WG」などの表記について「表記が違っても査定できます。」と答えています。
ホワイトゴールドって何?金に白っぽい金属を混ぜた合金です
『ホワイトゴールドって、プラチナとは違うの?』と思いますよね。ここで一度、何でできているかを見ておきましょう。
日本ジュエリー協会の表示規定では、ホワイトゴールドを「主にパラジウム等を割り金とした白色の金合金」としています。割り金とは、金に混ぜる金属のことです。
同協会のサイトでは、ホワイトゴールドの白色を作る主な割り金を「パラジウムとニッケル」と説明しています。
- 金が1000分の416以上入った金の合金
- 残りはパラジウムなどの白っぽい金属
- 金の重さで値段がつく
- 金ではなく、プラチナという別の金属
- 刻印はPt900・Pt850など
- プラチナの単価で値段がつく
造幣局も「ホワイトゴールドを日本語に直訳すると「白金」となりますが、本来の白金はプラチナのことでありホワイトゴールドとはまったく異なるものです。」と書いています。
配合は製品ごとに違います
同じK10WGでも、金以外に何をどれだけ混ぜるかはメーカーや製品で違います。おたからやの公式FAQでも「配合は製品ごとに異なります。」と答えていて、店では成分を確かめて10金相当かどうかを判断するとしています。
ただ、金の割合は「416以上」と決まっているので、売る時の考え方は変わりません。
18金のホワイトゴールドと混ざっている時は
手元の銀色のアクセサリーに、K18WGの物が混ざっていることもあるかもしれません。造幣局の説明では、750の刻印があるホワイトゴールドは、金が1000分の750で、残りの250がニッケルや銀、パラジウムなどです。
K18WGとK10WGは、見た目の色だけでは区別がつきにくいです。刻印の数字で分けておくか、分からなければまとめて店で見てもらいましょう。
ロジウムめっきがはげても金の量は同じ
K10WGのアクセサリーには、表面にロジウムという白いめっきがかかっていることがよくあります。ここが、K10WGならではのポイントです。
日本ジュエリー協会の表示規定では「ホワイトゴールドには地金本体の色に近い白色めっきを表面に施すことを認めている。」としています。表面をより白く見せるためのめっきなんです。
長く着けていると、このめっきが薄くなって、地金の少し黄色っぽい色が出てくることがあります。『色が変わったから、もう価値が下がったのでは』と心配になりますよね。
表面のめっきが薄くなっても、中の10金の量は変わりません。査定は純度と重さが中心なので、売るためにめっきをかけ直す必要はないと考えてよいでしょう。
おたからやも、K10の変色について「査定は純度と重量が中心のため、汚れがあっても進められます。」と公式FAQで答えています。
「柔らかい布で軽く拭く程度に留め、現状のままお持ちください。」とのことです。
変色や黒ずみについては、変色・黒ずんだ10金は売れる?で詳しく紹介しています。
日本ジュエリー協会の表示規定では、ロジウムめっきの記号を「RHP」としています。例えばイエローの金にロジウムめっきをかけた物は「K18 RHP」と表示し、「K18WG」とは書けないとされています。
カラーゴールドの名前は、表面のめっきの色ではなく地金本体の色で名乗る決まりです。
黄色っぽくなってきたK10WGの指輪、売る前にお店でめっきし直した方がいいですか?
売るためだけなら、しなくて大丈夫ですよ。お店が見るのは中の10金の純度と重さです。そのまま持っていって、拭く程度にしておきましょう。
K10WG・プラチナ・シルバーの見分け方と値段の違い
銀色のアクセサリーは、K10WGなのか、プラチナなのか、シルバーなのか、見た目だけでは分かりにくいですよね。まずは刻印を見るのが一番の近道です。
| 素材 | 刻印の例 | 何でできているか |
|---|---|---|
| 10金ホワイトゴールド | K10WG・10KWG・416 | 金41.6%以上の合金 |
| 18金ホワイトゴールド | K18WG・750 | 金75%以上の合金 |
| プラチナ | Pt900・Pt850 | プラチナの合金 |
| シルバー | 925など(銀の品位) | 銀の合金 |
刻印の数字や文字が読めない時は、店の分析で素材を確かめてもらえます。刻印の意味は10金の刻印の見方、本物かどうかの見分け方は10金の本物の見分け方で紹介しています。
家で磁石を当ててみるのは参考程度に
刻印がかすれて読めない時、磁石を当ててみる方もいますよね。一般的な性質として、金は磁石につかないと言われています。
ただ、引き輪のばねのように金以外の部品が使われていることもあるので、磁石の反応だけでは決められません。強くつく時はめっきの可能性が高いものの、つかなくても本物とは限らないんです。
最後は店の分析で確かめてもらうのが確実です。磁石での確かめ方は10金は磁石につく?で紹介しています。
K10とシルバーの買取価格を比べると
『シルバーとK10WG、どっちが高いの?』と気になる方もいると思います。田中貴金属の2026年10月20日17時公表の価格で見比べてみますね。
| 素材 | 1gあたりの参考値(田中貴金属・2026年10月20日17:00) |
|---|---|
| 金(純金の地金)の店頭買取 | 22,773円 |
| 10金の金の量だけの目安(22,773円×0.416) | 約9,474円 |
| RE:TANAKAのK10製品のリサイクル価格(手数料込み) | 7,535円 |
| RE:TANAKAのPt900製品のリサイクル価格(手数料込み) | 6,595円 |
| 銀(純銀の地金)の店頭買取 | 304.15円 |
同じ重さなら、K10WGは銀よりずっと高い値段がつく素材です。純銀の地金でも1g304.15円なので、10金の金の量だけで見た目安とは大きな差があります。
なお、RE:TANAKAの価格表では、シルバー925などの銀製品の欄は価格が空欄でした。シルバーの扱いは店ごとに違うので、売る店に聞いてみてください。
「K10 シルバー」のように、10金なのか銀なのか分からないまま買取価格を調べている方は、まず刻印にK10やWGの文字があるかを見てみましょう。
K10WGネックレスの買取価格と相場の見方
K10WGのネックレスは、細いチェーンにペンダントトップが付いた物が多いですよね。値段の出し方は、ほかの10金と同じです。
例えば、チェーンとトップを合わせて3gのK10WGネックレスなら、金の量だけの目安は28,421円です。5gなら47,368円になります。
チェーンとトップの刻印は別々に見る
ネックレスの刻印は、チェーンの引き輪の近くのプレートと、ペンダントトップの裏に別々に入っていることがあります。RE:TANAKAも、貴金属ジュエリーは「留め具などに品位が刻印されている場合があります。」と書いています。
チェーンはK10WG、トップはK18WGというように、パーツで素材が違うこともあります。RE:TANAKAは、複数の品位を組み合わせた製品もパーツごとに品位を特定するとしています。
また、日本ジュエリー協会の表示規定では、引き輪のばねなどの機能部品に金以外の金属を使うことがあるとしています。金として値段がつくのは、金でできた部分だけです。
トップに石が付いている時は、石の分を除いた金の部分の重さで計算するのが基本です。石付きの扱いはダイヤ・石付きの10金は売れる?で紹介しています。
10Kホワイトゴールドの相場は店の1g単価で見る
「10K ホワイトゴールド 相場」を知りたい時は、店が出している10金の1g単価を見るのが早いです。WG専用の単価を出している店は、今回の確認では見当たりませんでした。
2026年10月21日朝に各社の公式サイトで確認した、K10の1gあたりの単価はこうでした。
| 会社(表示されていた日付) | K10 1gあたり | K10 3g | K10 5g |
|---|---|---|---|
| おたからや(2026年10月20日14:00更新・参考買取相場) | 9,555円 | 28,665円 | 47,775円 |
| 買取大吉(2026年10月20日更新) | 9,555円 | 28,665円 | 47,775円 |
| なんぼや(2026年10月20日分) | 9,143円 | 27,429円 | 45,715円 |
| コメ兵(2026年10月21日更新・参考価格) | 7,821円 | 23,463円 | 39,105円 |
| RE:TANAKA(2026年10月20日17:00発表・手数料込み) | 7,535円 | 22,605円 | 37,675円 |
基準にしている価格や手数料の考え方が違うので、同じ日でも数字に開きがあります。毎日変わるので、どこが高いと決めつけずに、売る日の単価を2〜3社見てみてください。
大黒屋の金の買取価格表では、10金の行に「(YG・PG・WGなど)」と書かれていて、色をまとめて10金として扱っています(金額はASKで非公開)。

ネックレスが切れちゃってるんですが、それでもこの計算でいいんですか?
大丈夫ですよ。切れていても金の重さは変わらないので、同じ考え方で目安が出せます。切れたパーツもなくさずに持っていきましょう。
知恵袋でよくあるK10WGの相談
K10WGについては、知恵袋でもいろいろな相談が出ています。よく見かける3つを取り上げてみますね。
「K10WGとシルバー、どちらが高価?」
銀色のアクセサリーを買う時や売る時に、K10WGとシルバーのどちらが値打ちがあるのか、という相談です。
素材の値段で見ると、K10WGの方がずっと高いです。先ほどの表のとおり、田中貴金属の2026年10月20日17時公表の価格では、純銀の地金でも1g304.15円でした。
「K10WGの刻印は、ホワイトゴールド?それともめっき?」
K10WGと刻印された物が、本当にホワイトゴールドなのか、めっきなのか分からない、という相談もよくあります。
日本ジュエリー協会の決まりでは、カラーゴールドの名前は地金本体の色で名乗ることになっています。K10WGなら、地金が10金のホワイトゴールドで、表面にロジウムめっきがかかっていることがある、という意味です。
ただ、刻印の後ろにGPやGFが付いている物は、金めっきや金張りの表示です。最後の文字まで確かめて、分からない時は店の分析で見てもらいましょう。
「パラジウムの方が金より高いなら、WGは高く売れる?」
ホワイトゴールドに混ぜるパラジウムの値段によっては、K10WGの方が高く売れるのでは、という相談です。
RE:TANAKAの価格表は品位ごとの単価だけで、WGの別の欄はありません。店で単価がどう出されるかはそれぞれなので、気になる時は査定で聞いてみてください。
刻印の後ろの方に小さく「GP」ってあるかも…。それだとどうなりますか?
GPは金めっきの表示なので、金としての値段はほとんどつきません。扱うかどうかは店で分かれるので、問い合わせてから持っていきましょう。
「417」と「K10WG」が一緒に刻まれているなど、刻印の組み合わせが気になる方は「417」の刻印は10金?も読んでみてください。
K10WGを売る前の準備と流れ
売ると決めたら、やることはそれほど多くありません。順番に見ていきましょう。
- 刻印がK10WG・10KWG・416か、後ろにGF・GPが付いていないかを見る
- Ptや925など、プラチナ・銀の刻印と見間違えていないかを確かめる
- だいたいの重さを量っておく
- 石付き・ブランド品かどうかを分けておく
- 現住所が書かれた本人確認書類を用意する
- 刻印と重さから、金の量だけの目安を出す
- 売る日の10金の1g単価を2〜3社見る
- K10WGを受け付けている店で査定してもらう
- 「何グラムで、1gいくらか」を聞く
- 金額に納得できたら売る。迷ったら持ち帰る
査定の時は、例えば「このK10WGは何グラムで、1gいくらで計算していますか」と聞いてみてください。トップとチェーンで素材が違う時は「それぞれ何で見ていますか」と聞くと、内訳が分かります。
おたからやは査定料・鑑定料を無料としていて、査定は平均して5分から15分程度と公式に書いています。金額を聞いてから決めても大丈夫です。
PR|金・貴金属の買取
10金・9金の査定額を確かめる
K10・10K・K9の刻印がある品は、細いチェーン1本や片方だけのピアスでも、1点から金として査定を受けられます。切れた物や石付きの物も相談でき、店頭のほか出張査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

ピンクゴールドやイエローゴールドの10金もあれば、10金ピンクゴールド・イエローゴールドの買取価格もあわせて読んでみてください。売り方の全体は10金の買取ガイドにまとめています。
よくある質問
K10WGとK10の買取価格は違いますか?
色で10金の単価が分かれる、という公式の記載は見当たりません。造幣局も、品位が同じならホワイトゴールドもピンクゴールドも同じ表示になると説明しています。
ロジウムめっきがはがれていても売れますか?
売れます。中の10金の量は変わらず、査定は純度と重さが中心です。めっきをかけ直す必要はありません。
K10WGとPt900はどちらが高いですか?
田中貴金属の2026年10月20日17時発表のRE:TANAKAのリサイクル価格では、K10が1g7,535円、Pt900が1g6,595円でした。毎日変わるので、売る日の単価を見てみてください。
9金のホワイトゴールド(K9WG)も売れますか?
売れます。K9は金が1000分の375以上の9金で、おたからやは「K9WG」などの表記でも査定できると公式FAQで答えています。
まとめ
- K10WGは金が41.6%以上入った10金ホワイトゴールド
- 買取価格は「その日の10金の1g単価×重さ」が基本で、色で単価は分かれない
- ロジウムめっきがはげても金の量は同じ。かけ直しは不要
- プラチナ・シルバーとは刻印で見分ける。素材の値段はK10WGが銀よりずっと高い
- 1g単価は店で違うので、売る日に2〜3社見る







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