10金の金の割合は41.6%|416の意味と混ざっている金属

10金の金の割合41.6%と混ざっている金属を説明する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

10金のアクセサリーを見て、「金はどれくらい入っているんだろう」「残りは何が混ざっているの?」と気になったことはありませんか。

結論から言うと、10金の金の割合は約41.6%です。残りの約58%は、銀や銅、パラジウムなどの金属が混ざっています。

この記事では、刻印の「416」の意味と、混ざっている金属、金の割合が値段にどう関わるかを紹介します。

10金を持っている人

K10って書いてある指輪、半分も金じゃないって本当ですか?なんだか損した気分です。

案内役

金の割合は約41.6%なので、半分よりは少ないですね。でも、混ぜているのには理由があるんです。順番に見ていきましょう。

目次

10金の金の割合は約41.6%(24分の10)

先に結論

10金(K10・10K)は、純金を24とした時の10、つまり24分の10が金の合金です。割合にすると約41.6%で、日本の規格では「416」(1000分の416以上)と表します。

金の純度は、昔から「24分率」で表されてきました。純金がK24で、K18なら24分の18(75%)、K10なら24分の10です。

田中貴金属も、金の純度は24分率で表すので、K18なら金の含有量は24分の18、つまり75%になると説明しています。

日本ジュエリー協会の表示規定には、カラットと千分率の品位の対応が載っています。主なものを並べてみますね。

カラット品位(千分率)金の割合の目安
K2499999.9%
K1875075%
K1458558.5%
K1041641.6%
K937537.5%

この表は日本ジュエリー協会の表示規定(JIS H6309:2022による)から抜き出したものです。10金の下にある9金も、金製品として表示できる範囲に入っています。

『24分の10なら41.66…じゃないの?』と思った方もいるかもしれませんね。規格では、K10に対応する品位を416と定めています。

「416」は何を表す?品位は「最低含有率」

10金の刻印には、「K10」のほかに「416」と打たれていることがあります。この416が、千分率で表した金の割合です。

416は「少なくとも416」の意味

日本ジュエリー協会の表示規定では、品位を「貴金属合金中に含まれる該当する貴金属の最低含有率(純度)」としています。つまり416は、1000分の416以上の金が入っている、という意味なんです。

造幣局の品位証明(ホールマーク)でも、金製品の区分の一つに416があります。日の丸とひし形の中の数字で表すマークで、416はK10に対応しています。

このマークは任意の制度なので、マークが無い10金もたくさんあります。逆に「K10」とだけ刻印された品物は、造幣局が品位を証明したものではありません。

「417」の刻印について

古い品物には「417」の刻印もあります。造幣局は平成24年(2012年)4月以降の受付分から表示を見直し、品位「417」を「416」と表示するようになりました。品位そのものは変わっていません。

刻印の種類や場所は10金の刻印の見方で詳しく紹介しています。

残りの約58%には何が混ざっている?

『金以外って、安い金属ってこと?』と気になりますよね。実は、混ぜている金属には「割り金」という名前があって、ちゃんと役目があるんです。

日本ジュエリー協会は、金合金の代表的な割り金を「銀、銅、パラジウム、ニッケル、亜鉛など」と説明しています。

どうして純金のままにしないの?

純金はやわらかく、そのままではアクセサリーとして形を保ちにくい金属です。日本ジュエリー協会も「純金、純銀、純プラチナは軟らかく、特に石留め用の爪には不十分なため、他の金属を添加して硬い合金を作ります。」と説明しています。

さらに、金の割合を下げると素材の価格を抑えられるので、手に取りやすい値段のアクセサリーが作れます。10金のアクセサリーが身近なのは、このためなんです。

色は混ぜる金属で変わります

10金にはイエロー・ピンク・ホワイトなどの色がありますが、色の違いは割り金の違いです。日本ジュエリー協会の表示規定では、色ごとの割り金を次のように説明しています。

色の表示主な割り金(日本ジュエリー協会の説明)
YG(イエローゴールド)銀と銅の比率が4:6〜6:4程度
PG(ピンクゴールド)銅の比率が高い
WG(ホワイトゴールド)主にパラジウムなど

色が違っても、K10WGもK10PGもK10YGも、金の品位は同じ416です。造幣局も「金の品位(純度)が同じであれば、ホワイトゴールドもピンクゴールドも同じホールマーク表示となります。」と書いています。

割り金が多いと変色しやすいって本当?

10金の変色について、公的な機関がはっきり説明している資料は見当たりませんでした。一般的には、割り金の銀や銅が汗や温泉の成分などと反応して、色が変わることがあると言われています。

ただ、売る時は変色していても大丈夫です。おたからやは公式FAQで「査定は純度と重量が中心のため、汚れがあっても進められます。」と答えています。

10金を持っている人

黒ずんだ10金、売る前にピカピカに磨いた方がいいですか?

案内役

磨かなくて大丈夫ですよ。研磨剤で傷がつくこともあるので、柔らかい布で軽く拭くくらいにしておきましょう。

ホワイトゴールドには、表面に白いめっき(ロジウム)がかかっていることがあります。白っぽい10金の扱いは10金ホワイトゴールドの買取価格で紹介しています。

10金の金の割合41.6%と、残りに混ざる割り金の図解

知恵袋でよくある「10金の中身」の相談

10金に何が入っているかは、知恵袋でも何度も聞かれています。よくある2つを取り上げますね。

「10金は何が混ざっているの?」

金が約41.6%で、残りは銀や銅、パラジウムなどの割り金です。どの金属をどれだけ混ぜるかは、色や硬さに合わせて作り手ごとに違います。

そのため、同じK10でも割り金の中身は品物によって違います。共通しているのは「金が416以上入っている」という点です。

「純金から10金を作るには、銀と銅をどれくらい混ぜる?」

金の割合が41.6%なので、計算すると純金1gに対して、全体が約2.4gになるように割り金を足すと10金の割合になります。足す割り金は約1.4gです。

銀と銅をどう分けるかは色で変わり、イエローゴールドなら銀と銅の比率が4:6〜6:4程度とされています。実際の配合は作り手ごとに違うので、ここでは考え方だけにしておきますね。

10金を持っている人

半分以上が金じゃないなら、売ってもあまり値段がつかないんじゃ…。

案内役

値段は金の量で決まるので、18金よりは低くなります。でも、金が入っている分はしっかり値段がつきますよ。次で計算してみましょう。

金の割合と値段の関係

売る時の値段は、主に「金の割合(純度)」と「重さ」で決まります。金の割合が高いほど、同じ重さでも金の量が多くなるからです。

田中貴金属が2026年10月20日17時に公表した金の店頭買取価格は22,773円/g(税込)でした。これは純金の地金の価格で、10金の買取価格そのものではありません。

ここに金の割合をかけると、金の量だけで見た目安が出せます。記事執筆日時点の参考値で見てみましょう。

純度計算式1gあたりの目安例えば5gなら
10金(416)22,773円×0.416約9,474円47,368円
9金(375)22,773円×0.375約8,540円42,699円
参考: 18金(750)22,773円×0.75約17,080円85,399円

実際の店の単価は、基準にする価格や手数料の扱いでこれと違ってきます。例えば2026年10月21日朝の確認では、RE:TANAKAのK10のリサイクル価格は7,535円(2026年10月20日17時発表・手数料込み)でした。

計算の詳しいやり方は10金の買取価格の計算方法、18金との差は10金と18金の買取価格の違いで紹介しています。

売る前に見ておきたいこと
  • 刻印がK10・10K・416か(GF・GPが付いていないか)
  • だいたいの重さ
  • その日の10金の1g単価を2〜3社分

『割合は分かったけど、実際にいくらになるかは見てもらわないと…』という方は、無料で査定してくれる店で聞いてみるのも一つの方法です。

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10金・9金の査定額を確かめる

K10・10K・K9の刻印がある品は、細いチェーン1本や片方だけのピアスでも、1点から金として査定を受けられます。切れた物や石付きの物も相談でき、店頭のほか出張査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

売る時の全体の流れは、10金の買取ガイドにまとめています。

10金の金の割合と1gあたりの値段の目安の関係の図解

よくある質問

10金と10Kでは金の割合が違いますか?

違いません。どちらも24分の10(約41.6%)の金を表す書き方の違いです。日本ジュエリー協会の表示規定では、日本ではKを数字の前に置くのが原則とされています。

色が違う10金は、金の割合も違いますか?

同じK10なら、色が違っても金の品位は416です。色の違いは、混ぜている割り金の違いによるものです。

9金の金の割合はどれくらいですか?

9金(K9)は24分の9で、品位は375(37.5%)です。10金より少し金の割合が低い合金です。

まとめ

この記事の要点
  • 10金の金の割合は24分の10で約41.6%、品位は416
  • 416は「1000分の416以上」という最低含有率
  • 残りは銀・銅・パラジウムなどの割り金で、色や硬さを決める
  • 色が違ってもK10なら金の品位は同じ
  • 値段は金の割合と重さで決まり、5gの10金なら金の量だけの目安は47,368円
10金買取.jp

10金買取.jp 編集部

10金(K10・10K)や9金(K9)のネックレス・指輪・ピアスを納得して手放すために、刻印の読み方、本物とメッキの見分け方、1gあたりの値段の計算、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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